～今だからこそ考えたい、ランサムウェア攻撃への対策方法について～
2023-10-03
ここ数年コンピューターへのウィルス攻撃手法の一つとして、猛威をふるっている「ランサムウェア」について、今一度対策について考えていきましょう。
ランサムウェア(身代金要求型ウィルス)とは、マルウェアの一種であり、これに感染したコンピューターは、データなどが暗号化されてしまい、ファイルおよびデータベースにアクセス出来ない状態となります。つまりは、システムが使用不可の状態となる。
以下に、まとめますと
- 不審なリンクをクリックしない
- 信頼できない送信元からのメール添付ファイルを開かない
- 信頼できないWebサイトからファイルをダウンロードしない
- 個人情報を安易に提供しない
- 出所のわからないUSBメモリを使用しない
- OSやソフトウェアを最新バージョンにアップデートする
- 公衆Wi-Fiへの接続時はVPNを使用する
- 総合セキュリティ対策ソフトを使用する
- セキュリティ対策製品のアップデートを適用する
- データのバックアップを保存する
～ランサムウェアに感染したときの対処方法～
- 感染したコンピューターを隔離する
- 身代金の要求に屈しない
～ランサムウェアを駆除する手順～
ステップ1：コンピューターをインターネットから切り離す
他の端末への感染を防ぐため、ランサムウェアに感染したコンピューターをインターネットから切り離しましょう。
ステップ2：セキュリティ対策ソフトでスキャンを実行する
インストール済みのセキュリティ対策製品を使用してスキャンを実行します。
これにより端末上の脅威を特定し、リスクの高いファイルが見つかった場合はこれらのファイルを削除、または隔離することができます。
ステップ3：バックアップからファイルを復元する
外付けデバイスやクラウドストレージ上に、感染する前に保存したクリーンなデータのバックアップがあれば、コンピューター上のファイルを復元し、ランサムウェアに感染する前の状態に戻すことができます。