セキュリティ最前線

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長期休暇期間のセキュリティ対策

2025-04-21

長期休暇期間は、サイバー攻撃に狙われる可能性も高まります。
そこで、安心して休暇を過ごせるよう、事前にできるセキュリティ対策についてご紹介したいと思います。

長期休暇の時期はシステム管理者が長期不在になるなど、いつもとは違う状況になりがちで、もし仮にセキュリティインシデントが発生した場合には、対応が遅れたり思わぬ被害が発生したり、長期休暇後の業務継続に影響が及ぶ可能性が高まります。
そのような事態にならないためにも、以下のような対策をおすすめします!!!

長期休暇前には、もし!仮に!万が一!の不測の事態に備え、管理者の方々の緊急連絡体制の確認をしましょう!

長期休暇中にメンテナンス作業などする予定がある場合など、社内ネットワークへの機器接続のルールなども確認しておきましょう。万が一ウィルス感染したPCや外部記憶媒体等を社内ネットワークに接続した場合、ウィルスをネットワーク内に拡散してしまう恐れがあります!

また、使用しない機器の電源はOFFにしておきましょう。
電源をOFFにすることで、外部からの不正アクセスを物理的に遮断し、ハッキングのリスクを低減できます。

休暇明けには、OSや各種ソフトウェアの修正プログラムが公開されている場合があります。
修正プログラムの有無を確認し、必要な修正プログラムを適用してください。
セキュリティソフトについても同様です。電子メールの送受信やウェブサイトの閲覧等を行う前に定義ファイルを更新し、最新の状態にしてください。

また、自宅等に持ち出したPC等の機器やデータは、ウイルス感染や紛失、盗難等によって情報漏えい等の被害が発生しないよう、厳重に管理しましょう。休暇明けには持ち出していたPCや、データを保存していたUSBメモリ等の外部記憶媒体にウイルスが混入していないか、組織内で利用する前にセキュリティソフトでウイルススキャンを忘れずに行いましょう!

ほんの少しの備えや心構えでリスクは大幅に軽減します。
楽しいお休みが台無しにならないよう、ぜひ対策をしてください!!

※参照元 IPA「長期休暇における情報セキュリティ対策」

 

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